小田晶房
“これが現実、か? インディペンデントで(ギリギリ)生きていく方法と、その未来を(あなたと共に)考える”
1週目:自分で雑誌を作ること
2週目:自分でレーベルを始めること
3週目:自分でイベントを仕切ること
4週目:自分で店を作ること
5週目:自分たちで、それら全部を“ちゃんと売れるもの”にすることを考える
講義日程
3/25(火)、4/22(火)、5/27(火)、6/24(火)、7/22(火)
“これが現実、か? インディペンデントで(ギリギリ)生きていく方法と、その未来を(あなたと共に)考える”
1週目:自分で雑誌を作ること
2週目:自分でレーベルを始めること
3週目:自分でイベントを仕切ること
4週目:自分で店を作ること
5週目:自分たちで、それら全部を“ちゃんと売れるもの”にすることを考える
講義日程
3/25(火)、4/22(火)、5/27(火)、6/24(火)、7/22(火)
小田晶房(おだ・あきのぶ)
1967年京都生まれ大阪育ち。map構成員/なぎ食堂店主。某音楽機材系オタク雑誌で雑誌編集の苦さ・楽しさを覚え3年でフリーに。その後、音楽業界誌の丸投げ編集委託を生活の糧とするも、適当な嘘とゴタクを並べるのに飽きたころお役ご免に。2000年、福田教雄と共に好き勝手な音楽誌『map』を刊行。mapとしてダニエル・ジョンストンやジョアンナ・ニューサム、レッド・クレイオラ、フォーク・インプロージョン、WHY?等のアーティストを個人招聘、日本中をドサ周りしながら、書籍としてジャド・フェアやタラ・ジェイン・オニールの画集、『YoLa Tengo Map』、『Songs in the key of Z』(翻訳本)、『Sparks GuideBook』(岸野雄一と共編)等を編集・自費出版する。音源制作に関しては、完全インディペンデント・レーベルcompass tone/compare notesを主宰し、SAKEROCK、二階堂和美、トクマルシューゴ、teasi、三田村管打団?、かえる目、長谷川健一等をリリース。また、プロデュースとしてSights 『PINK』や田口史人との共編オムニバス『So Far Songs』等もある。昨年末には、樋口泰人のboidと共に直枝政広『宇宙の柳、たましいの下着』(装丁/レイアウト担当)を制作しながら、mapのアンテナ・ショップでもある肉/魚を使わない定食屋“なぎ食堂”をオープン。2008年に入って以降は、ほとんど文字を書くこともなく、酒の進むヴェジ料理を仕込む毎日だが、そろそろまた作りたいものが出てきたので、どうすりゃええかなぁと思いを馳せる本厄。
「それを“映画”と呼ぶならば…。」
なぜ映画の仕事をしているのかと聞かれれば、「映画とは何か」という答えのでない問いをめぐって、うだうだと考えるのが好きだから、と答えるでしょう。製作現場を、配給の現場を通して、実践的に、経験的に考えたことしか伝えることができません。映画の仕事をしたいと思われている方は、不幸になるので聞かない方がいいかもしれません…。
講義日程
3/18(火)、4/15(火)、5/20(火)、6/10(火)、7/15(火)

越川道夫(こしかわ・みちお)
1965年静岡県出身。立教大学卒業後、助監督、劇場勤務などを経て、映画の配給宣伝に従事。渋谷シネ・アミューズの立ち上げ後、97年、スローラーナーを設立。もはや何屋なのか自分でも分からなくなる。エドワード・ヤン監督『クーリンチェ少年殺人事件』、石井克人監督『鮫肌男と桃尻女』、行定勲監督『贅沢な骨』、ラース・フォン・トリアー監督『イディオッツ』、ウォン・カーウァイ監督『花様年華』、鈴木清順監督『ピストルオペラ』、フィリップ・ガレル監督『孤高』、廣木隆一監督『不貞の季節』、アレクサンドル・ソクーロフ監督『太陽』などの配給宣伝に関わる。99年、青山真治監督『路地へ 中上健次の残したフィルム』を製作、配給。以後、市川準監督『トニー滝谷』、奥原浩志監督『青い車』『16[jyu-roku]、足立正生監督作品『幽閉者』、タナダユキ監督『赤い文化住宅の初子』『俺たちに明日はないッス』、甲斐田祐輔監督『砂の影』などを製作。
「ITジャーナリストになるには? 〜ネットとジャーナリズムを考える〜」
一口に「ジャーナリストになる」といっても、いろいろなやり方がありますしこれが正解だというものはありません。誰でも自分で名乗った時点でその日からジャーナリストやライターにはなれますから。だからあえて僕は自分の守備範囲の「IT」という分野で、著述を行うにはどういう心構えや押さえておくべき基礎知識が必要なのか、そのあたりの部分をテクニカルなノウハウとして教えられればと思っています。著述業を目指す人だけでなく、仕事でプレゼン資料や企画書を作ることが多いような人にも役立つ講座にしたいですね。
講義日程
3/13(木)、4/10(木)、5/8(木)、6/12(木)、7/10(木)

津田大介(つだ・だいすけ)
1973年東京都生まれ。ジャーナリスト。コンテンツビジネス周辺や著作権、IT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに新聞、雑誌など多数の媒体に原稿を執筆。2002年よりコンテンツ配信関連の情報を扱うブログ「音楽配信メモ」(http://xtc.bz)を運営。2006年より文部科学省文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会専門委員。2007年より文部科学省文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会専門委員。
主な著書に『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社)、『仕事で差がつくすごいグーグル術』(青春出版社)、『CONTENT'S FUTURE』(翔泳社)など。
「正しい質疑応答への道程(みち)」
舞台挨拶やトークイベントに参加することが多々あるのだが、打ち上げ時なんかに「今日、よかったよね」と思えるのは観客のリアクションが良かった時。賛だけでなく、否もあったりして、いろんな視点が作り手に伝えられたり、と。上映中のウケはいい、トークもにこにこ聞いている、けど司会者が「では質疑応答を」となった瞬間、下を向くのはなぜ?そして上映後のアンケートの時点で制作意図を聞くのはさらになぜ?返答の仕様がないってのに。
海外の映画祭なんかでは聞かなきゃ損って位に質疑応答は盛り上がるのだが、日本では温度差を感じてしまう。
僕としては受け手がもっと積極的になって欲しいのだが、どうにも「手を挙げる」、そのことに抵抗があるのかな、と思う。
「恥の文化」なんて映画というコミュニケーションにおいてはどっかに置いといて欲しい。
作り手にとって最も大切なのは上映するその場、そしてその時の観客のリアクションなのだから。
そしてそんな質疑応答や批評が生まれることによって、次作への大きな糧となっていると言っても過言ではない。ホントに。
という訳は本講座では映画に積極的な「正しい観客」を育成したいと思っている。
映画を見てあれこれ聞きたくてうずうずしちゃうような、どん欲な観客を。
その為にはまず、魅力的な作品と出会う為の、見方、探し方、接し方があるのだが、そんなヒントを全5回で知って欲しい。
講座は60分以内の中編を鑑賞し、その後、受講生と作品研究をする予定。
その際の司会進行、質疑応答は受講生が中心になってもらう。
もちろん最初は手本を示すけど、ただ「受ける」だけの講座なんて面白くないもの。
具体的には受講生の一人が事前に作品を見、質問内容等を考え、当日の講義の司会進行の実践をする。
ゲストを呼ぶことも考えているので、その際のアテンドも。
積極的に参加することが、素直に「面白い」と思える講座を目指してるので、そのつもりで。
そして、ここで上映するのはなかなか見る機会のない「変な」作品を探しているので、フツーにお楽しみに(場合によっては事前に見てもらう場合も)。
トークイベントが好きな人だけでなく、そんなのが苦手な人、内気な人、映画初心者、映画マニア、監督、または現役評論家だって大歓迎。
映画でしか味わえないうずうずを共に。
講義日程
3/17(月)、4/24(木)、5/29(木)、6/26(木)、7/31(木)
※最終回講義日が7/31(水)から8/7(木)に変更になりました。
ご注意ください。

松江哲明(まつえ・てつあき)
ドキュメンタリー監督
1977年生まれ。東京都出身。99年日本映画学校卒業制作として在日コリアンである自身の家族の肖像を綴った『あんにょんキムチ』を監督。国内外の映
画祭に参加し、韓日青少年映画祭監督賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波特別賞、NETPAC特別賞、平成12年度文化庁優秀映画賞など
を受賞。その後OV「ほんとにあった! 呪いのビデオ」シリーズ(01〜02)を制作、舞台「ハルモニの夢」では脚本を担当。その他の作品に『カレーラ
イスの女たち』、在日AV男優女優のロードムービー「セキ☆ララ」(06)や劇場動員記録を樹立した『童貞。をプロデュース』(07)などがある。また
「週刊金曜日」「映画芸術」にて映画評を寄稿し、「スタジオ・ボイス」誌にて「トーキョードリフター」を連載中。
ブログ http://d.hatena.ne.jp/matsue/
「4分33秒」を/から考える
音楽史上,はじめて「沈黙」を楽曲化したとされるジョン・ケージの問題作「4分33秒」について、どこまで考えられるか?
そして、「4分33秒」から出発し、そこから遠く離れて、一体どこまで行くことが出来るのか?
全5回、すべて「4分33秒」尽くしです。
饒舌なる「サイレンス」の解剖と展開。ぜひご参加ください。
講義日程
3/21(金)、4/18(金)、5/16(金)、6/20(金)、7/18(金)
「短編小説のカッティング・エッジ」
毎回一作ずつ、日本文学の最前衛に位置する五人の小説家の五編の短編小説を取り上げ、徹底的に読解していきます。
約2時間の講義の後、ディスカッションの時間を設けます。
作家と作品は以下のとおりです(作品は変更があるかもしれません)
円城塔「Boy’s Surface」(『Boy’s Surface』所収)
中原昌也「誰が見てもひとでなし」(『ニートピア2010』所収)
岡田利規「私の場所の複数」(『わたしたちに許された特別な時間の終わり』所収)
福永信「ここ」(「新潮」2007年12月号所収)
舞城王太郎「舞城小説紙吹雪」(「群像」2008年1月号所収)
講義日程
4/4(金)、5/2(金)、6/6(金)、7/4(金)、8/1(金)

佐々木敦(ささき・あつし)
1964年生まれ。批評家。HEADZ代表。雑誌エクス・ポ編集発行人。BRAINZ塾長。
早稲田大学、武蔵野美術大学非常勤講師。
http://expoexpo.exblog.jp/
著作リスト
『映画的最前線』(水声社)
『ゴダール・レッスンあるいは最後から2番目の映画』(フィルムアート社)
『テクノイズ・マテリアリズム』(青土社)
『ex-music』(河出書房新社)
『テクノ/ロジカル/音楽論』(リットーミュージック)
『ソフトアンドハード』(太田出版)
『(H)EAR—ポスト・サイレンスの諸相』(青土社)
『絶対安全文芸批評』(インファス)
『LINERNOTES』(青土社)